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「どうせ手放すなら、1円でも高く売りたい」そう思いながらも、
「具体的に何をすれば査定額が上がるのか分からない…」と感じている方は多いと思います。
車の査定額は、年式や走行距離、事故歴などどうにもならない条件で決まる部分もたしかにあります。
しかし実は、査定に出す前の“ひと手間”や、準備のしかた次第で、同じ車でも評価が変わることがあります。
軽く洗車をしておくかどうか。
車内の荷物やゴミを片付けておくかどうか。
書類や純正部品をそろえておくかどうか。
こうしたポイントを知らないまま売ってしまうと、
本来つくはずだった値段を取りこぼしてしまうかもしれません。
この記事では、これまでに何度か車を売却し、MOTA車買取などのサービスも実際に利用してきた筆者の経験をもとに、
- 査定額に影響する基本的なポイント
- 査定前に自分でできる価格アップ準備
- 相場の調べ方や相見積もりの取り方
といった「車を高く売るためのコツ」をまとめて解説します。
車の査定額は何で決まる?まずは基本をサクッと整理

車の査定額は、なんとなく決まっているわけではなく、いくつかのポイントを総合的に見て判断されています。
大きく分けると、
- 年式(何年式の車か)
- 走行距離(どれくらい走っているか)
- エンジンの状態
- ボディのキズやへこみの状態
- 内装の汚れ・傷み・ニオイ
- 事故歴・修復歴があるかどうか
年式が新しく、走行距離が少なく、事故歴がない車ほど、基本的には査定額は高くなります。
ただ、同じ年式・同じ走行距離の車でも、外装や内装がきれいに保たれているかどうか、定期的にメンテナンスされてきたかどうかで、査定する側の印象は大きく変わってきます。
まずは、こうしたポイントをおさえたうえで、つぎに紹介する「査定前の準備」とあわせて対策していくのがおすすめです。
車を高く売るためのコツ8選

1.売る前に「今の相場」をざっくり調べておく
いきなり買取店に持ち込んだり、ネット査定する前にまずは「自分の車が今どれくらいの値段で扱われているのか」をざっくり知っておくことが重要です。
個人情報を入力せずに相場感をつかむ一番手っ取り早い方法は、中古車販売サイトをチェックすることです。
カーセンサーやグーネットなどのサイトで、
- メーカー・車種
- グレード
- 年式
- 走行距離
が自分の車と近いものを絞り込んで、販売価格をいくつか見てみます。
表示されているのは「販売価格」なので、ここから販売店の利益や整備費、各種経費が差し引かれたものが、おおよその買取価格になります。
車種や状態にもよりますが、販売価格からおおよそ 25万〜30万円前後を引いたあたり が、ざっくりとした買取額の目安になると考えておくと分かりやすいです。
もちろんあくまでも「目安」ではありますが、事前にこのラインを知っておくことで、明らかに安すぎる提示かどうか、逆に高すぎて後で大きく減額されそうかどうかを判断しやすくなります。
2.査定前にできる“ひと手間”で印象を上げる【洗車・車内清掃】
査定額は、年式や走行距離などの数字だけで決まるわけではなく、「この車をどう扱ってきたか」という印象も、じつは見られています。
そこで、査定に出す前にぜひやっておきたいのが、かんたんな洗車と車内清掃です。
外装の汚れは、査定士からすると「すぐに洗えば落ちるもの」なので、それ自体が大きなマイナスになることはあまりありません。
ただ、泥だらけ・鳥のフンだらけ・ホコリまみれの状態だと、どうしても「少し雑に扱われてきたのかな」という印象を持たれやすくなります。
反対に、サッと水洗いをしてホコリを落としておくだけでも、「きちんと手入れされてきた車」というイメージにつながり、同じ条件の車と比べたときに、わずかでもプラスに働く可能性があります。
車内も同じです。
コンビニの袋やペットボトル、子どものおもちゃなど、私物やゴミがたくさん積みっぱなしになっていると、それだけで印象が下がってしまいます。
査定前には、
- 目につくゴミや不要な荷物を降ろしておく
- マットを外して軽くはたく
- 掃除機で砂やホコリを吸う
- ダッシュボードやパネルまわりをサッとふき取る
といった、10〜20分でできるレベルの掃除だけでも十分です。
あわせて気をつけたいのが「ニオイ」です。
タバコのニオイやペットのニオイ、強すぎる芳香剤のニオイは、査定士の印象を下げる原因になります。
完全に消すのはむずかしくても、
- 窓を開けて換気しておく
- 消臭スプレーを軽く使う
- 芳香剤を強くしすぎない
といった対策をしておくだけでも違います。
洗車や車内清掃をしたからといって、いきなり数万円アップ…とはいきませんが、「このオーナーは車を大切にしてきた」という印象は、最終的な査定額にじわっと効いてくる大事なポイントです。
3.需要が上がるタイミングを狙う【売る時期のコツ】
同じ車でも、「いつ売るか」によって査定額が変わることがあります。
ざっくり言うと、お店が「在庫を増やしたい時期」に売ると、高く買ってもらいやすい イメージです。
とくに狙い目になりやすいのが、
- 1月〜3月ごろ
新生活や転勤、進学などで車のニーズが高まる時期です。
お店としては、このタイミングに向けて在庫を多くそろえておきたいので、多少高くても仕入れようとする傾向があります。 - 9月ごろ
決算や中間決算に合わせて「販売台数を伸ばしたい」時期にあたり、在庫を厚めに持っておきたいお店も多くなります。
そのぶん、買取価格がやや強めに出やすいことがあります。
一方で、できれば避けたいタイミングの一つが12月 です。
筆者は、次の車がどうしても欲しくなって11月末に売却しましたが、今振り返ると「時期も意外と大事だったな」と感じています。
12月は、
- クリスマスや年末年始の出費
- 帰省や旅行など、イベントや準備ごと
が重なるため、車を買うよりも「他のこと」を優先する人が増えます。
その結果、販売台数も伸びにくく、買取店としても在庫を積極的に増やしたい時期とは言えません。
こうした背景から、同じ車でも「1〜3月に売る場合」と比べると、どうしても買取価格が伸びにくくなることがあります。
また、税金の面から見たタイミング も、少し意識しておくとお得です。
- 軽自動車の場合
軽自動車税は4月1日時点の所有者に1年分がかかります。
3月末までに名義変更や廃車手続きを済ませれば、翌年度分の軽自動車税を支払わずに済むケースが多いです。 - 普通車の場合
自動車税は月割での還付制度があり、廃車や一時抹消登録をすると、残りの月数に応じて税金が戻ってくる仕組みがあります。
「いつ売るか」は、つい後回しにしがちなポイントですが、需要が高まる時期と税金の区切りを少し意識しておくだけでも、結果的に手元に残る金額が変わってくることがあります。
4.普段のメンテナンスは“記録”も重要【整備記録簿の価値】
車を大事に乗ってきたかどうかは、外から見えるキズや汚れだけでは分かりません。
査定する側が重視しているのが、「メンテナンスの記録が残っているかどうか」 です。
とくに用意しておきたいのは、次のようなものです。
- メンテナンスノート(メーカー保証と点検整備記録簿がセットになっているもの)
- 取扱説明書
これらがそろっていると、
- 定期的にオイル交換や点検をしていた
- 車検だからとりあえず通した、ではなく、必要な整備もしてきた
- 故障や不具合が出たときに、きちんと対処してきた
といったことが、書類から一目で伝わります。
同じ年式・同じ走行距離の車でも、こうした「記録」がしっかり残っているかどうかで、査定する側の安心感は大きく違ってきます。
もちろん、メンテナンスノートや取扱説明書がなくても売却はできますが、そろっている車のほうが「次のオーナーにも安心して渡せる」と判断され、プラス評価につながりやすいポイントです。
5.キズ・へこみは直すべき?そのまま売るべき?
査定前によく悩むのが、
「キズやへこみを直してから出したほうがいいのか?」という点です。
結論から言うと、
- 事故歴・修復歴は正直に伝える
- 大きなキズやへこみは、基本的に“そのまま”査定に出す
- 自分で直せそうな小キズでも、無理に手を入れないほうが無難
この3つを意識しておけば大きく失敗することはありません。
まず、事故歴や大きな修復歴は必ず正直に話したほうが良い です。
隠していても、プロの査定士が見ればほぼ分かりますし、あとから発覚すると「査定額の大幅な減額」「トラブル」の原因になりかねません。
キズやへこみについては、
「板金塗装で数万円〜十数万円かけて直してから査定に出す」というのは、基本的にはおすすめしません。
査定額は、「キレイに修理した金額」をそのまま上乗せしてくれるわけではなく、
- 直してもプラス数千円〜数万円程度
- 場合によっては、ほとんど評価が変わらない
というケースも少なくありません。
修理代のほうが高くついてしまう ことも多いので、そのままの状態で査定に出すのが無難です。
また、小さなキズを自分でタッチペンでベッタリ塗る のも要注意です。
色ムラが目立ってしまい、
「素直に小キズとして残っていたほうがまだ良かった」という状態になることもあります。
6.車検のタイミングはどう考える?
「車検を通してから売ったほうが、高く買い取ってもらえるのでは?」
そう考える方もいるかも知れませんが
高く売るために新しく車検を通すのは、基本的にはおすすめできません。
理由はシンプルで、
- 車検代:10万〜15万円ほどかかることが多い
- 査定アップ:数万円ていどにとどまるケースがほとんど
といったケースが多く、車検にかけた費用のほうが高くなりやすい からです。
これから売ると決めているのに、わざわざ車検を通してから売るのは、基本的には元が取りにくいと考えておいたほうがよいです。
7.社外パーツより“純正”が評価されやすい
ホイールやマフラー、足回りなどを社外パーツに交換している場合、「お金もかけたし、きっと高く売れるはず」と思いがちですが、買取の場では“純正に近い状態”のほうが評価されやすい ことが多いです。
買取店は、その車を「次のオーナーにとって乗りやすい状態」に戻して販売します。
あまりに好みが分かれるカスタムが入っていると、
- そのままだと売りづらい
- 純正パーツを探して戻す手間やコストがかかる
と判断され、かえってマイナス評価になることもあります。
とくにホイールは、純正に戻しておいたほうが無難 です。
純正ホイール+タイヤのセットで査定に出し、今つけている社外ホイールは、メルカリやフリマサイトなどで別途売却したほうがトータルで得になるケースが多いです。
「ドレスアップにお金をかけた=そのぶん査定も上がる」とは限らないのが車買取のむずかしいところです。
査定では“ノーマルに近い状態+純正部品がそろっていること”が強いというイメージを持っておくと、判断しやすくなります。
8.必ず“相見積もり”をとる【1社だけで決めない】
ここまでいろいろなコツを見てきましたが、一番もったいないのは「1社だけの査定でそのまま決めてしまうこと」 です。
車の買取額は、
- 買取店ごとの販売ルート(オークション・自社販売 など)
- その時点の在庫状況
- その車種にどれだけ力を入れているか
によって、同じ車でも査定額がちがう ことがあります。
たとえば、
- ディーラーの下取りだけで決めてしまったケース
- 近所の買取店1社だけで即決してしまったケース
などでは、あとから「他も聞いておけばよかった…」と感じるパターンが本当に多いです。
理想としては、
- ディーラー下取り(買い替えの場合)
- 近所の買取店
- MOTA車買取などのオンライン査定サービス
といった形で、少なくとも2〜3ルートは金額を比べてみる のがおすすめです。
どれだけ準備や掃除をがんばっても、最後に“1社だけの言い値で決めてしまったら台無し” になりかねません。
時間と手間が許す範囲でかまわないので、かならず複数社の査定をとって、「その中で一番納得できる相手」を選ぶようにしてみてください。
現車確認のときに聞かれたことと、押さえておきたいポイント

車を売却するときに利用する一括査定サービスや、MOTA車買取のようなサービスでは、
現車確認の場で買取業者の担当者から聞かれる内容は、だいたい共通しています。
とくに意識しておきたいのは、次のようなポイントです。
「いくらくらいで売りたいですか?」
ほぼ間違いなく聞かれるのが、「ご希望の金額はどのくらいですか?」 という質問です。
ここで大事なのは、
- 事前に自分の車のだいたいの相場を調べておく
- 最初からハッキリ金額を言い切らないほうが無難
という二つです。
希望価格をまったく考えずに査定に臨むと、相手の提示してきた金額が高いのか低いのか判断できません。
なので「このあたりなら納得できる」というラインは、ある程度イメージしておいたほうが安心です。
一方で、最初から自分の希望額をはっきり口に出してしまうと、それ以上の金額はまず出てきません。
具体的な数字を出すのは、最終的に絞り込むタイミングまで取っておいたほうが、おすすめです。
「他社はいくらと言っていますか?」にはどう答える?
もう一つよく聞かれるのが、
「ほかの買取店さんでは、いくらぐらい出ていますか?」という質問です。
ここで、他社の査定額を正直にすべて伝えてしまうと、こちらの「手の内」を完全に明かすことになります。
- こちらの回答を聞いてから、そのギリギリのラインだけ出してくる
- それ以上は上げようとしない
という対応になりやすいので、具体的な他社の金額は、基本的には言わないほうが良い です。
「これから別の会社さんにも見てもらう予定があります」
と、このあとも他社の査定が控えていることだけはハッキリ伝えておく と、相手も「ここである程度本気の金額を出しておかないと他社に取られるかもしれない」と感じて、真剣に金額を出してきやすくなります。
「今日決めてくれたら金額をアップします」と言われたとき
現車確認の場では、「今日この場で決めていただけるなら、もう少し金額を上乗せできます」
といった形で、即決を促されること も少なくありません。
ここで覚えておきたいのは、
- 「その場で上げられる」ということは、最初に提示された金額は“本当の限界”ではなかった ということ
- 即決を条件にしたアップ額も、必ずしもその会社が「全力でがんばった金額」とは限らない
という点です。
もちろん、金額に十分納得できていて、その会社の対応にも信頼感が持てるなら、その場で決めてしまうのも選択肢の一つです。
ただ、
- まだ他社の査定結果が出そろっていない
- 比較する前に「今日だけ」と迫られている
といった状況なら、「ほかの会社さんの金額も見たうえで、きちんと比較してから決めたいので、
いったん持ち帰ってもよろしいでしょうか?」と、一度冷静になる時間をとったほうが安心です。
こうした考え方は、MOTA車買取でもそのまま活かせる
ここまでお伝えしたポイントは、街の買取店だけでなく、MOTA車買取のようなサービスでも同じように役立ちます。
MOTAでは、
- まずWebで概算査定額を確認
- 上位3社の買取店と現車確認の場でやり取り
- その場で価格提示・交渉
という流れになりますが、
- あらかじめ自分の希望ライン・相場感を持っておく
- 他社の金額はむやみに細かく言わない
- 「今日決めてくれたら」の言葉に流されず、一度落ち着いて考える
といった姿勢は、まったく同じです。
現車確認の場では、「何を聞かれて、どう答えるか」を少し意識しておくだけでも、自分の納得できる条件で売却しやすくなります。
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まとめ|“準備+比較”を押さえれば、愛車はもっと高く売れる

ここまで見てきたとおり、車を高く売るために大事なのは、難しいテクニックよりも、
- 査定前の「ちょっとした準備」
- 売り方・査定先を「ちゃんと比較すること」
この2つを押さえておくことです。
最後に、ポイントをもう一度整理しておきます。
- 査定額は「車の状態」と「売るタイミング」で変わる
- 査定前のひと手間(洗車・掃除・付属品・書類)で印象が変わる
- 小さな修理・車検・カスタムは「本当に元が取れるか」を考えて決める
- 1社だけで決めず、必ず複数社の査定をとる
MOTA車買取のようなサービスを使えば、複数の査定額をまとめて比較しやすくなり、
「どこに売るのがいちばん自分に合っているか」も判断しやすくなります。
今日お伝えした、
- 査定前の準備のコツ
- 現車確認のときに意識しておきたいポイント
- 相見積もりの考え方
を押さえたうえでMOTA車買取を使うと、単に“楽に売る”だけでなく、納得感のある価格で手放せる可能性がぐっと高まります。
「MOTAを使うときの具体的な流れを知りたい」「実際の体験談も見ておきたい」という方は、
あわせて MOTAの査定の流れの記事 や、実際に利用した体験談の記事もチェックしてみてください。
きっと、あなたの愛車を良い条件で送り出すイメージが、さらに具体的になるはずです。
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