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「MOTA車買取Plusって名前は見るけれど、通常のMOTA車買取と何が違うの？」
「MOTAに申し込んだときに、オークションもありますよと言われたけれど、結局よく分からなくて普通の査定だけで終わらせてしまった……。」
こんなモヤモヤを感じている方は、少なからずいると思います。
実は筆者も、MOTAで車を売却したときにオークションを軽くすすめられましたが、
そのときはそれが「MOTA車買取Plus」というサービスだとは理解できていませんでした。
通常のMOTA車買取は「最大20社がネット上で入札し、その中から上位3社とやり取りする一括査定」です。
一方でMOTA車買取Plusは、MOTA側が査定や出品を代行し、業者同士のオークションで価格が決まる仕組みになっています。
名前も仕組みも似ているので、違いを知らないまま話を聞くと、
「なんとなく良さそうだけど、自分に合うかどうか分からない」という状態になりがちです。
そこでこの記事では、MOTA車買取Plusとはどんなサービスなのかを整理しつつ、
通常のMOTA車買取との違い・メリット・デメリット・利用の流れまで、まとめて解説していきます。
MOTAの利用を検討している方は、その判断材料としてぜひ参考にしてみてください。
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MOTA車買取Plusとは？まずは通常のMOTA車買取との違いをざっくり整理
まずは、「MOTA車買取」がどんなサービスかを軽くおさらいしておきます。
MOTA車買取の流れは、おおまかに次のようなステップです。
- WEBフォームから申し込み
車種・年式・走行距離・連絡先などを入力して申し込みます。 - 当日の18時以降または翌日12時以降、マイページに概算査定額が表示される
最大20社までの買取店が、あなたの車に対して「このくらいで買いたい」という概算金額をネット上で入札します。 - 概算査定額上位最大3社とだけやり取り
上位最大3社から現車査定の日程調整などの連絡が入ります。 - 現車査定を受けて、最終金額が決まる → 条件が合えば成約
買取店のスタッフが車を見て、最終的な査定額を提示します。
金額や条件に納得できれば、その場または後日、売買契約・引き渡し・入金という流れになります。
この仕組みのポイントは、
- いきなり多数の業者から電話攻勢を受けない
- まずは画面上で「どの買取店がいくらで入札したか」を把握できる
- 実際にやり取りする社数を、自分でコントロールしやすい
という点です。
MOTA車買取の流れを、もう少し詳しく知りたい方は「MOTAの査定の流れをわかりやすく解説【初心者向け】」もあわせてご覧ください。
MOTA車買取Plusの利用の流れ｜申し込み〜売却まで
ここでは、MOTA車買取Plusの流れを、4つのステップに分けて紹介します。
通常のMOTA車買取とちがい、査定や出品、業者とのやり取りをMOTA側がかなり代行してくれるのがポイントです。
STEP1：MOTA車買取Plusの案内を受けて、申し込み内容を確認する
まずは、通常どおりMOTAに申し込みをすると、地域によっては、「MOTA車買取Plus（オークション型）」の案内を受けることがあります。
案内を受けたあと、
- 車種や年式、走行距離
- 売却希望時期
- 車の状態（キズ・修復歴など）
といった基本情報をもとに、
MOTA側のスタッフがサービス内容や流れを説明してくれるイメージです。
内容を聞いたうえで、MOTA車買取Plusの利用に進む、という流れになります。
STEP2：自宅などでMOTAスタッフが査定・撮影を代行する
MOTA買取Plusでは、
MOTAの担当スタッフが直接車を見に来て、査定や撮影を行います。
このときに行われるのは、
- 車両の外装・内装のチェック
- 車検証などの確認
- 写真撮影（出品用の画像）
- オークションに出す際の注意点や流れの説明
- 希望金額や条件のヒアリング
などです。
通常のMOTA車買取だと、最大3社の買取店が現車確認に来ますが、MOTA車買取Plusでは、最初の査定は基本的にMOTAスタッフが一度だけ来るイメージになります。
STEP3：MOTAが業者向けオークションに出品し、入札結果が知らされる
査定と撮影が終わると、MOTA側があなたの車を自動車事前入札システムに出品します。
- MOTAが提携している買取店・中古車販売店に車両情報が公開される
- 各社が「この金額なら買いたい」という入札を行います
といったかたちで、業者同士が入札で競い合う仕組みになっています。
入札は週2回、毎週月曜と金曜の11時から行われ、入札が終わったあとに結果が知らされます。
STEP4：条件に納得できたら成約→書類・引き渡し・入金
オークションでは、
- 最低希望価格以上の入札があれば → 売却成立
- 最低希望価格を下回った場合 → 原則は売却不成立
ただし、最低希望価格に届かなかった場合でも、いちばん高い入札金額を教えてもらえます。
その金額にあなたが納得できれば、入札者との合意のもとで、その価格で売却することも可能です。
売却手続きは基本的にMOTAとのやり取りで進み、案内にしたがって必要な書類をそろえていきます。
売却車両の引き渡しは、買取業者が自宅まで車を引き取りに来てくれる形です。
売却代金は、車両の引渡日から7営業日以内にMOTAから振り込まれます。
MOTA車買取とMOTA車買取Plusの違いを比較表でチェック
| 比較ポイント | MOTA車買取 | MOTA車買取Plus |
| 査定の窓口 | 複数店が個別に査定 | MOTAスタッフが一括査定・撮影 |
| 価格の決まり方 | 事前入札額＋現車査定で決定 | 業者オークション入札で決定 |
| やり取りする相手 | 上位最大3社とのやり取り | 窓口はMOTA、業者との直接やり取りは少なめ |
| 入札・査定の回数 | 複数の買取店が順番に現車確認 | MOTAの査定は1回、あとはオンライン入札 |
| 電話・連絡の負担 | 上位3社からの連絡が中心 | MOTA中心で、業者とのやり取りは少なめ |
| 売却手続きの進め方 | 買取店と契約・書類・引き渡しを進める | MOTAの案内に沿って書類準備。入金もMOTAから |
| 売却成立の条件 | 買取店ごとの提示額に納得すればその場で成約 | オークションで最低希望価格以上なら成立 |
| 最低希望価格との関係 | 基本は「提示額にOKするかどうか」で判断 | 最低希望価格を設定でき、届かなければ見送りも可能 |
| 向いている人 | 自分で比較・交渉して少しでも高く売りたい人 | 手間を減らしつつ、オークションで高値を狙いたい人 |
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MOTA車買取Plusのメリット・デメリット
MOTA車買取Plusのメリット
① 査定〜出品までMOTAが一括してサポートしてくれる
通常のMOTA車買取では、上位3社とそれぞれ日程を合わせて現車確認をしてもらう必要があります。
一方、MOTA車買取Plusでは、
- MOTAスタッフが一度にまとめて査定
- 写真撮影や出品用の準備も代行
といった形で、最初の段取りをほぼおまかせできます。
② 業者同士のオークションで、高値がつきやすいケースがある
MOTA車買取Plusは、MOTAが出品した車に対して、複数の業者がオンライン上で入札する仕組みです。
- 特定の車種を得意としている業者
- 輸出向け・販売力に自信がある業者
などが集まることで、通常の買取よりも高い金額がつく可能性があります。
③ 電話や交渉の手間を減らしつつ、金額はしっかり比較できる
通常のMOTA車買取でも「電話ラッシュ」はかなり抑えられていますが、それでも上位3社とは、日程調整や条件のすり合わせが必要です。
MOTA車買取Plusでは、
- やり取りの窓口が基本的にMOTA側
- 業者との細かい交渉や調整を任せやすい
という特徴があり、「あまりたくさんの業者と話したくない」という人には向きやすいサービスです。
そのうえで、
- オークション結果として最高額がいくらだったか
- 最低希望価格に届いたかどうか
といった「お金の部分」は、きちんと数字で確認できます。
MOTA車買取Plusのデメリット・注意点
① 自分で「この業者に売りたい」と決めて交渉するスタイルではない
通常のMOTA車買取は、「この買取店の対応が良かったから、多少安くてもここに売ろう」
というように、金額＋人柄や対応の印象で決めることもできます。
筆者がMOTA車買取を利用したときも、対応してくれた買取店のスタッフさんが、金額面でもかなり頑張ってくれている印象があり、やり取りも終始ていねいで安心感があったため、最終的にそのお店への売却を決めました。
その流れで、次に乗る車の購入まで同じお店でお願いしたくらいです。
一方でMOTA車買取Plusは、
- オークションで最高額がついた業者
- 最低希望価格を超えたかどうか
といった金額ベースの判断が中心になりやすいサービスです。
② サービス仕様や手数料まわりは、必ず最新情報を確認する必要がある
MOTA車買取Plusは、通常のMOTA車買取とは仕組みが少し違うため、
- 「手数料はいくらか」
- 「どのタイミングまでならキャンセル可能か」
- 「キャンセル料はいつ・どんなときに発生するのか」
- 利用できるエリア
など、公式サイトや案内資料を必ず最新の状態で確認しておくことをおすすめします。
あとで「そんなつもりじゃなかった」を防ぐためにも、チェックしておきたいポイントです。
まとめ｜MOTA車買取Plusと通常MOTA車買取、結局どっちを選べばいい？
ここまで見てきたように、
- MOTA車買取Plus
→ MOTAが査定〜出品をサポートし、業者同士のオークションで価格が決まるスタイル - 通常のMOTA車買取
→ 最大20社の事前入札＋上位3社と直接やり取りして決める一括査定スタイル
と、それぞれに特徴があります。
筆者の結論としては、時間的な余裕がある人ほど「両方をうまく使い分ける」のが良いと考えています。
まずは MOTA車買取Plus で、手数料も含めた少し高めの最低希望価格を設定してオークションに出してみます。
その金額以上で落札されれば、そのままスムーズに売却まで進めます。
一方で、最低希望価格に届かなかった場合は、通常のMOTA車買取に切り替えて複数社の査定額を比較するのがよいのではないでしょうか。
- MOTA車買取Plus：
→ 「まずは少し高めのラインを狙ってみる一手目」 - 通常のMOTA車買取：
→ 「最終的に、複数社の金額や対応を比べて落としどころを探る二手目」
このように役割を分けて使い分けるのが、MOTA車買取Plusと通常MOTA車買取のいちばんバランスの良い使い方だと思います。
とはいえ、「どちらか一方だけ選ぶとしたら？」という前提なら、ぼく自身は通常のMOTA車買取をおすすめします。
電話ラッシュは抑えられていますし、手数料もかからず、複数社の金額や対応を自分の目で比べて決められるぶん、納得して売りやすいからです。
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