NANKANG(ナンカン)NS25の実力は?アジアンタイヤの耐久性とコストパフォーマンスをチェック

「コストを抑えつつ、性能や耐久性にも妥協したくない」そんなドライバーに人気のアジアンタイヤ。その中でも選択肢に挙がるのが、NANKANG(ナンカン)のNS25です。

今回は、実際にNANKANG(ナンカン)NS−2→NS−20→NS−25と10年以上ナンカンタイヤを履き続けてきた筆者が、その実力を徹底検証。

コストパフォーマンスや耐久性、乗り心地、安全性など、価格以上の価値があるのかをレビューしていきます。

アジアンタイヤを検討している方、愛車のタイヤ選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてください

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NANKANG(ナンカン)の会社概要

ナンカンタイヤ(NANKANG)は、1959年に創業した台湾の老舗タイヤメーカーであり、本社を台湾に置いています。

現在、世界180カ国以上に製品を提供しており、コストパフォーマンスに優れたタイヤとして評価を受けています。

また、同社は日本の横浜ゴム株式会社と技術提供契約を結び、製造や開発の技術向上に努めてきました。

NANKANG(ナンカン)NS−25を5年履いてみて

NANKANG(ナンカン)NS−25は、ナンカンの中では、プレミアムタイヤ(コンフォートタイヤ)の位置づけになります。

本音を言えば、静粛性や快適性で評判のブリヂストン・レグノを履きたい気持ちもあるのですが、価格の面で少々厳しいのが現実です(笑)。

そこで、コストパフォーマンスに優れたナンカンタイヤを選んでいます。

手頃な価格ながらも、実際に使用してみると満足できる部分も多く、継続して履き続けています。

サイズも豊富に揃っており、価格は1本あたり7,000円〜25,000円と幅広く、選びやすいのもポイントです。

ちなみに、タイヤには「ALL SEASON UHP」と表記されていますが、実際は夏用タイヤです。

1.トレッドパターン

2.ドライ性能

街中を法定速度内で走るのには、まったく問題無いレベルです。

3.ウェット性能

よく購入するAUTOWAY(オートウェイ)のサイトでも、ドライよりウェットの方が強いと表記されている珍しいタイヤです。

今まで乗っていて、発進、ブレーキともに滑るという感じはないです。

強くブレーキを踏み込んでも、ABSが作動することはほとんどありませんでした。

4.高速性能

直進安定性が高く、長距離ドライブでも疲れにくいのが特徴です。

首都高のつなぎ目やマンホールの上でもハンドルが取られにくく、安心して運転ができます。

5.静粛性

静粛性は非常に高いです。

履き替えてから約10,000kmは特に快適で、以前使用していたナンカンNS−2と比べても、車内に入り込むロードノイズが格段に減りました。

静かな走行が楽しめるので、長距離ドライブでも快適さを保てています。

6.乗り心地

新品の状態だと、手で触っても柔らかいと感じるほど、コンパウンドが柔らかいので、乗り心地も良いです。

7.耐久性

筆者の場合、年間8,000kmほどの走行で、3年くらいで交換になります。

乗り方や車重にもよると思いますが、耐久性としては30,000kmで交換するのが妥当ではないでしょうか。

8.注意点

XL規格のタイヤなので、空気圧は少し高めに入れたほうが良いでしょう。260〜290kPaに設定することで、タイヤのパフォーマンスが向上します。

まとめ

ナンカンNS-25は、コストパフォーマンスを重視する方、日常的な街乗りが中心の方、そして静粛性を求めている方におすすめできるタイヤです。

手頃な価格ながら、快適な乗り心地や静かな走行性能が備わっており、日常使いにはぴったりの選択肢です。

特に、高価な国産タイヤを長く履き続けるよりも、アジアンタイヤを定期的に履き替える方が機能的にも経済的にも優れていると個人的には感じています。

ただし、スポーツ走行や過酷な路面での使用にはやや不向きなため、そのような用途を考えている方は他のタイヤも検討すると良いでしょう。

それでも、ナンカンNS-25は価格と性能のバランスが取れた優秀なタイヤです。

コストを抑えつつ快適なドライブを楽しみたい方には、ぜひ一度試してみていただきたいです。

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