以前は、「Kindleのような本を読むためだけの電子書籍リーダーなんて本当に必要なのだろうか?」と疑問に感じていました。
スマホやタブレットで読めば十分では?と思っていたのです。
しかし、実際にスマホやタブレットで長時間読書をしていると、どうしても目が疲れてしまうことが気になり始めました。
そこで試してみたのが「Kindle Paperwhite」。
このデバイスを使い始めてから3年以上経った今、その使用感や感じたことを正直にお伝えします。
Kindleは本当に必要なのか、購入を迷っている方の参考になれば幸いです。
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Kindle電子書籍リーダー
現在、Kindleの電子書籍リーダーには5種類のモデルがありますが、今回はその中でも価格が低い2機種を紹介します。
Kindle | Kindle Paperwhite | |
価格 | 19,980円から | 27,980円から |
ディスプレイサイズ | 6インチ反射抑制スクリーン | 7インチ反射抑制スクリーン |
容量 | 16GB | 16GB |
解像度 | 300ppi | 300ppi |
フロントライト | LED 4個 | LED 17個 |
充電方式 | USB-C | USB-C |
バッテリー | 数週間持続 | 数週間持続 |
防水機能 | ✖︎ | ⭕️ |
色調調整ライト | ✖︎ | ⭕️ |
明るさ自動調整機能 | ✖︎ | ✖︎ |
ワイヤレス充電 | ✖︎ | ✖︎ |
フラットベゼル | ✖︎ | ⭕️ |
手書き入力機能 | ✖︎ | ✖︎ |
ブックカバー表示機能 | ⭕️ | ⭕️ |
本体カラー | ブラック、マッチャ | ブラック |
※ワイヤレス充電ができるのは、ワンランク上のモデルの「Kindle Paperwhiteシグニチャーエディション」になります。
kindle Paperwhiteのメリット
1.目にやさしい
Kindleには、E-inkディスプレイが採用されており、紙の質感に限りなく近い読み心地です。また、液晶ディスプレイとは異なりブルーライトを発しないため、目への負担が少ないのが特徴です。さらに、フロントライト方式を採用していることで、画面が柔らかく均一に照らされ、実際に使用していても目が疲れにくいと感じます。
2.持ちやすい、軽い
意外と持ちやすく、ソファーに寝転んで読んでいても手が疲れにくいです。
3.充電が長持ち
1日1時間程度の利用であれば、2週間くらいは余裕で持ちます。ただ、たまに気をつけてバッテリー残量を確認しないと、気づけば残り数%なんてこともあります。
4.暗いところでも読める
部屋が薄暗くても、紙の本のようにわざわざ電気をつけずに読むことができます。
5.わからない漢字や言葉の意味をその場ですぐに確認できる
ビジネス書などを読んでいると難しい漢字や言葉が出てくることがありますが、その場で簡単に調べられるので、読書がスムーズに進みます。
6.読書に集中できる
本を読む以外の機能がないため、LINEなどの通知が入ることもなく、読書に集中できます。
7.防水なので風呂でも使える
個人的には入浴中に読書をする習慣がないため、お風呂で使ったことはありませんが、こうした使い方も可能です。
8.多くの本を持ち歩ける
仕事がら移動も多いので、個人的にはこれも購入の大きなポイントになりました。
9.収納スペースを気にせずに本を保管できる
紙の本も好きですが、収納スペースに限りがあることや散らかるのを避けたいことから、とても便利に感じています。
10.少しお得に購入できる
Kindle本は紙の本よりも、少しお得に購入することができます。
Kindle Paperwhiteのデメリット
1.ページの切り替えが遅い
スマートフォンやタブレットにくらべると若干おそく感じてしまいます。
2.ハイライトがひきにくい
気になった箇所にハイライト(重要な部分をマーク)がうまくできず、ストレスを感じることがあります。
3.飛ばし読みがしにくい
ページめくりが遅いことにも関連しますが、大まかな内容を把握しながら読み進めたいときや、前の内容を振り返りたいときにはあまり向いていません。
4.起動に多少時間がかかる
ほんの数秒のことですが、紙の本のように開いたらすぐ読めるというわけにはいきません。
5.記憶に残りにくい感覚がある
紙の本は厚みがあるため、「あの内容はこの辺りに書いてあったな」と感覚的に覚えやすいですが、電子書籍リーダーではその感覚がつかみにくく、記憶しづらいと感じることがあります。
6.本体価格が高い
最近のモデルはページめくりが速くなるなど機能が進化していますが、その分価格が高くなっているのが難点です。ブラックフライデーなどのセールを利用して購入するのがおすすめです。
7.Kindle paperwhiteは白黒
これはメリットでもありデメリットでもあるのですが、ビジネス書や小説を読む際には目が疲れにくい点はメリットと言えます。しかし、本の表紙や写真が多い雑誌などはすべて白黒表示になるため、その点ではデメリットです。また、ビジネス書に挿入されている図や表が見づらいという難点もあります。
8.紙のにおいがない
個人的なことですが、紙の本のにおいが好きなので、電子書籍リーダーではそれを感じられないのが少し残念です。
Kindle Unlimitedで読み放題の世界を楽しむ
Kindle Unlimitedは、マンガ、雑誌、小説、ビジネス書など、ジャンルを問わず500万冊以上が読み放題になる便利なサービスです。
月額980円で利用でき、初回登録時には30日間の無料お試し期間が付いているため、気軽に始められるのも魅力の一つです。
さらに、ブラックフライデーやサイバーマンデーといったキャンペーン時には、数ヶ月間の利用料金が大幅に割引されることもあり、よりお得に楽しむことができます。
筆者自身もこのサービスを利用しており、そのコストパフォーマンスの良さに驚いています。
紙の本を購入するスペースが限られている方や、幅広いジャンルの本を試し読みしたい方にとって、Kindle Unlimitedは非常におすすめです。
使い分ける
読書のスタイルに合わせて色々と使い分けています。
1.紙の本
やはり、紙の本のほうが記憶に残りやすい気がするので、大切な本は紙で読むようにしています。
2.Kindle Paperwhite
目に優しく、多くの本を持ち運ぶのにこれ以上便利なものはありません。
3.Kindleアプリ
スマートフォンやタブレットでちょっとした空き時間に利用しています。また、Kindle端末と同期されるため、とても便利です。
4.オーディオブック
「ながら読書」ができる点がとても便利です。筆者の場合は、車の運転中に音声で流して利用しています。
まとめ
個人的には紙の本が好きで、紙のにおいや「本を読んでいる」という感覚が魅力だと感じています。
しかし、Kindle Paperwhiteの購入で、目の疲れを軽減しながら、ビジネス書や小説を手軽に読めるという利便性に感しました。
特に、Kindle Unlimitedとの組み合わせは非常に優れており、豊富な本が読み放題になるのはコストパフォーマンスが非常に高いと感じます。
普段から読書を楽しむ方や、ビジネス書や小説を快適に読みたい方には間違いなくおすすめです。
私自身も、購入して良かったと心から思える製品でした。
気になる方はぜひ試してみてください!
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